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〜手作り健康料理レシピのご紹介〜 *以前ご紹介した手作り料理はこちらです。 |
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◎当会のオリジナルレシピですので、転載等される場合は、必ずご一報ください。◎ |
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知っていますか?乳製品のパワー
乳製品は太るのではないか、と思われがちですが、実は意外と低カロリーなのをご存知ですか?
牛乳1本(200ml)のカロリーは138kcalで、女性を例にすると、1日のエネルギー所要量である1800kcalの約7%にしかなりません。
乳製品に多く含まれるたんぱく質は血圧の上昇やコレステロールの吸収を抑制する働きがありますので、生活習慣病の予防に
効果があります。他の食品に比べカルシウムの体内吸収率も高く、供給源としては最適です。また、チーズやバターに多いビタミンA・
Eは老化を防止したり、免疫力を高めてくれます。 このように、乳製品は栄養素のバランスや、その働きにも優れています。
加熱しても栄養成分にはほとんど変化がありませんので、乳製品をそのまま取るのは苦手という方も、料理やお菓子作りなどに
取り入れてみてはいかがでしょうか。
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その1 マチュドニア
”マチユドニア”は、イタリアの代表的なデザートの一つです。
今回は牛乳で作った白玉を加えました。牛乳が苦手な方でも白玉にしてしまえば臭みが消え、食べやすくなります。
また、果物をたっぷり使って作るこのデザートは、疲労回復効果のあるビタミンB1・Cが豊富に含まれており、
夏バテぎみの弱った体を回復させるのにもおすすめです。
特にすいかは、カリウムが豊富で利尿作用も高く、血圧が気になる人などに最適の果物です。
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@「マチュドニア」 |
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写真は2人分が入っています |
材料 (6人分) 1人分:155kcal、塩分量:微量 |
白玉粉 100g | 小玉すいか 1個(具として実の2/3を使用 |
牛乳 100cc |
<シロップ> | メロン 大1/8個 |
湯冷まし 150cc | ゴールドキウイ 1個 |
グラニュー糖 20g | バナナ 1本 |
白ワイン 大さじ3 | レモン汁 1/2個分 |
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- ボールにシロップの材料を合わせて冷やしておく。
- 白玉粉に牛乳を加えてよく混ぜる。耳たぶくらいのやわらかさになったら小さく丸め、さらに中央を少しくぼめ、白玉団子を作っておく。
- 熱湯の中に白玉を落として、2〜3分茹でる。浮いてきたものから順に水に取り、冷やしておく。
- 小玉すいかは容器として使用するため、ふたとなる上1/5位と、座りを安定させるために下2cm程度を切り落とす。
容器の中身は、スプーンを使って形を丸く整えながら、2/3程度をくり抜いておく。ふたの部分も同様にくり抜く。ふたと容器になる皮の部分は、
写真のように端がギサギサになるように包丁で切れ目を入れ、形を整える。
- メロンとキウイフルーツも同様に、スプーンを使って形が丸くなるようにしてくり抜いておく。バナナは1cm幅の輪切りにしておく。
- ボールにすべての果物を入れてレモン汁をまぶす。
- 6.に、シロップと水気を切った白玉を入れて混ぜ合わせる。
- 小玉すいかの器・デザート皿に、7.のマチュドニアを入れる。
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☆お好みで、りんごや梨など旬の果物を取り入れてお試しください。 |
☆シロップ材料として加えた”湯冷まし”を”炭酸水”や”シャンパン” |
に変えると、また一味違ったマチュドニアになります。 |
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その2 ブルーベリーとヨーグルトのムース
ヨーグルトで作った、甘さ控えめのさっぱりとしたムースです。
ヨーグルトの乳酸菌は、腸内環境をよくする善玉菌を増やしたり、腸の運動を活発にする働きがあり、便秘解消や肌荒れの防止にもつながります。
ヨーグルトにフルーツを組み合わせると、ビタミンCや食物繊維がプラスされ、さらにバランスよくなります。
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A「ブルーベリーとヨーグルトのムース」 |
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材料(ココット型6個分) 1人分:57kcal,塩分量:微量 |
粉ゼラチン 5g | 卵黄 1個 |
水 100cc | 砂糖 大さじ2 |
- | プレーンヨーグルト 200cc |
ブルーベリー 100g | バニラエッセンス 少々 |
砂糖 大さじ3 | 卵白 1個分 |
レモン汁 少々 | - |
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- 耐熱の容器に水を入れ、ゼラチンを入れてふやかす。電子レンジで1分ほど加熱して溶かし、人肌くらいまで冷ます。
- 鍋にブルーベリーと砂糖を入れて弱火にかける。とろみがつくまで煮て、最後にレモン汁を加える。氷水をあてて冷ましておく。
- ボールに卵黄・砂糖・ヨーグルトを入れ、湯せんにかけて泡立て器で混ぜる。少しとろみがついたらバニラエッセンス、さらにゼラチンを加えてよく混ぜる。
- ゼラチンが溶けたら、氷水をあてながらとろみがつくまで混ぜていく。
- 別のボールに卵白を入れて八分立てのメレンゲを作り、4.に加え、泡をつぶさないように混ぜる。
- さらに、2.のブルーベリーソースを加える。型に流し、冷やし固める。
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☆卵は加熱をしないため、殻をよく洗ってから使いましょう。 |
☆ゼラチンは沸騰させてしまうと固まらないので気をつけましょう。 |
☆卵が入っているので、固める時は冷蔵庫に入れ、早めに食べましょう。 |
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その3 ベイクドチーズケーキ
なめらかで、クリーミーなおいしさが特徴のクリームチーズを使った、チーズケーキです。
牛・やぎ・羊などの乳から水分を除いて栄養成分を固めて作るチーズは、良質のたんぱく質・カルシウム・ビタミン類を含んだ、
栄養価の高い食品です。
酵素や乳酸菌の働きで発酵させて作るチーズは、体内で脂肪を燃焼し、消化を促進する働きもあります。
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B「ベイクドチーズケーキ」 |
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材料(タルト型1個分) 1/12個:214kcal 塩分量:0.4g |
タルト型 1台 | クリームチーズ 250g |
オーブンシート 1枚 | 砂糖 55g |
- | 卵 2個 |
- | 生クリーム 100cc |
グラハムクラッカー 110g | レモン汁 大さじ1 |
無塩バター 40g | 薄力粉 25g |
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- きれいなビニール袋を二重にし、クラッカーを入れ、上から麺棒などを使ってたたく。
クラッカーが細かくなったら、バターを加えよく混ぜ合わせる。
- タルト型の底に、円形に切ったオーブンシートを敷き、その上に1.のクラッカーを敷詰める。
- クリームチーズを柔らかくなるまで泡立て器などを使ってよく練り合わせ、さらに砂糖を数回に分けて加え、
混ぜ合わせる。
- 3.に溶き卵を少量づつ加え混ぜ、さらに生クリーム・レモン汁・薄力粉を加えてよく混ぜ合わせる。
- 2.の型に4.の生地を流し入れる。
- 170度に温めたオーブンで、表面が色づくまで40分程度焼く。
- 型に入れたまま、冷蔵庫で冷やす。
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☆タルト型にクラッカーを敷詰める際、底が平らなコップなどを使って、上から |
押すようするときれいに仕上がります。 |
☆クリームチーズは室温に戻してから使うと、作業がしやすくなります。 |
☆出来上がったばかりのケーキは、底のクラッカー生地が崩れやすい |
ので、よく冷やし固めてから切り分けましょう。 |
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