東京厚生農業協同組合連合会
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〜手作り健康料理レシピのご紹介〜 *以前ご紹介した手作り料理はこちらです。
 



おせち料理

 おせち料理は、年の始めに五穀豊穣や家族の安全と子孫繁栄の祈りを込めて、その願いを食べ物の形や名前の語呂合わせに託し、 海の幸・山の幸を豊かに盛り込んだものです。
 お重の一の重には口取りや祝肴といった前菜にあたるもの、二の重には焼き物と付け合せに添える酢の物、三の重には正月の 頃いちばんおいしくなる根菜類の煮物を詰めるのが 一般的なようですが、その土地の慣わしやご家庭のお好みを取り入れて、オリジナルのおせちを楽しんではいかがでしょう。

その1 松風焼き(まつかさ焼き)

 冷蔵庫がなかった時代のお正月料理は、お煮しめにした料理を食べるのが習慣でした。 そのため、松風焼きのように野菜をあまり使わずに作り、長持ちさせる料理が多かったようです。 今回は生地にレーズンとくるみを加え、その風味を生かして、塩分控えめに仕上げました。
 また、松風焼きは、鶏ひき肉を使用する場合が多い料理ですが、お餅やアルコールを摂る事が多いお正月には、 糖質やアルコールをエネルギーに変えるビタミンB1が豊富な 豚肉を使うのもお薦めです。併せて摂ることにより代謝が良くなり、疲れを解消する働きがあります。

 
         
  @「松風焼き」
 材料 1/6切れ       :166kcal、塩分量0.7g
        
《生地の材料》《たれの材料》
牛ひき肉 100g卵      1個酒         小さじ2
豚ひき肉 200g白みそ  小さじ2みりん      小さじ2
長ねぎ  一本酒    大さじ1しょうゆ     小さじ1
パン粉 大さじ3しょうゆ 小さじ1ウスターソース 小さじ1
牛乳  大さじ2みりん  小さじ1白ゴマ      大さじ2
レーズン  30gくるみ    30g
  1. レーズンは粗くきざむ。くるみは150度のオーブンで10分程焼き、粗みじん切りにする。長ねぎもみじん切りにしておく。
  2. ボールに[生地の材料]を入れ、よく混ぜ合わせる。
  3. 鉄板にオーブンシートを敷き、その上に2.の生地を平らに広げる。180度に温めたオーブンで15〜20分程度焼く。(蒸し器でも可能)
  4. 小鍋にたれの調味料を合わせて軽く煮詰め、3.の肉の表面に塗る。
  5. 更に、白ごまを手でひねりながら、たれの上から散らし、オーブンで5〜10分程度焼く
  6. 切り分け、お皿に盛り付ける。
☆ひき肉の種類を鶏ひき肉と豚ひき肉を混ぜた物に代えると、また一味
 違うさっぱりした一品になります。




その2 柿とれんこんのなます

 れんこんの穴は「見通しがきく」という意味で、おせち料理などの慶事によく使われます。
柿の甘さと、れんこんのシャキシャキとした歯ごたえが、食欲をそそります。お正月は特に野菜が不足しがちですので、 食物繊維たっぷりのれんこんを使ったなますは、お薦めの一品です。

 
  A「柿とれんこんのなます」
 材料(6人分) 1人分:53kcal・塩分量:0.4g

*塩分量:漬け汁を除き、液量1/3として計算)
れんこん       400g[合わせ酢]
酢水         適宜だし汁          50cc
柿            1個酢           大さじ2
柚子の皮      適宜みりん        大さじ2
白ごま       大さじ1薄口しょうゆ  大さじ2,1/2
-柚子の絞り汁 小さじ2,1/2
  1. れんこんは皮をむき、いちょう切りにして酢水に浸しておく。柿は皮をむき同様にいちょう切りしておく。
  2. れんこんは熱湯でさっと茹でて、流水で冷やしておく。
  3. 合わせ酢を作り、れんこんと柿を加え和える。
  4. 3.に炒りごまを手でひねりながら加え、更にせん切りした柚子の皮を和えて、味をなじませる。
☆れんこんの代りに大根を使っても、柿と大変よく合います。




その3 芋ようかん

 砂糖が貴重品だった昔は、甘い物は贅沢品で、酒の肴やごちそうの時に振舞われたものだそうです。 そのなごりで、おせち料理にきんとんや伊達巻のような甘い物が入るようになったと言われています。 このようかんはさつまいもの甘さを生かし、砂糖を控えめにしました。さつまいもにはビタミンCが多く 含まれており、しかも加熱しても壊れにくいので効果的に摂取でき、風邪の予防や免疫力アップにも効果が あります。
 さつまいもの代わりにおせち料理で残ったきんとんを使っても作れます。 

 
  B「芋ようかん」
 材料(16cm×14cmの流しかん一個分) 1/6切れ:94kcal 塩分量:0.1g
      
さつまいも   中1本(300g)黒豆甘煮   大さじ1
<寒天液>
粉寒天       小さじ1
水           120cc
砂糖         大さじ4
塩            少々
  1. さつまいもは3cmの輪切りにし、皮を厚めにむき、水にさらす。
  2. 鍋に1.とひたひたの水を入れて火にかけ、ゆでる。軟らかくなったら水気を切り、 鍋に戻して水分をとばす。すりこぎなどで好みの大きさにつぶす。
  3. 別の鍋に寒天液の材料を入れて中火にかけ、混ぜながら加熱する。 煮立ったら2.を加え、なめらかになるまでよく混ぜる。(焦げやすいので注意する。) さらに黒豆を加え、さっと混ぜる。
  4. ふつふつとしてきたら火からおろし、鍋の底に氷水をあてて湯気が出なくなるまで混ぜ、 粗熱を取る。流しかんにオーブンペーパーをしき、生地を入れて表面をゴムベラなどで きれいにならし、冷やし固める。
☆きんとんで作る場合は、水の量を減らすか、寒天の量を増やして硬さを
  調節してください。
☆流しかんがなければ、タッパーやバットなどで代用できます。




 
 
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